鳥飼(とりかい)と畑9

こんにちは、ショップ鳥水木TORIMIZUKI
鳥飼店長です。

前回のブログ(鳥飼と畑8)の続きで、我が家のファーム(畑)についてです。
前回から引き続いて、畑では、収穫がつづいています。
こちら↓
farm9_2茄子がなっているのは、いつみても嬉しいです。
我が家のニューカマー(赤ちゃん)の体型にちょっと似てます。
こちら↓↓
farm9_3 farm9_5キュウリに小松菜。小松菜はびび(鳥)の好きな野菜です。
こちら↓↓↓
farm9_7 farm9_8 farm9_9ここからは、新しい収穫野菜たち。
枝豆にオクラに、トウモロコシです。
(トウモロコシは、なんと、鳥に一本食べられました!収穫前に。
鳥害です。なんか、食べている姿が思い浮かんで、くやしさよりも笑いが・・。)
こちら↓↓
farm9_10 farm9_11ある日の収穫した野菜たち。並べてみると、気持ちがいいです。
ピーマンとキュウリ、枝豆、インゲンがたくさんとれました。
こちら↓
farm9_12とれたての枝豆をゆでて・・、
こちら↓↓
farm9_13 farm9_14朝食で食べてみました。これは、ほんと、うまいっ。
写真をみていても、思い出します。
(♪ビールとロッキンチェアーで、いただくのもいいですね。
ロッキンチェアーがないですが。)
この一粒に、どれだけの労力が・・。
あの雨の日に・・、とかいろいろと思い出します。(店長の主張。)
こちら↓
farm8_16 小松菜は、びび(鳥)が食べています。あっという間に。
せっせと
つづく。

てんちょ。

 

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鳥飼(とりかい)と畑8

こんにちは、ショップ鳥水木TORIMIZUKI
鳥飼店長です。

前回のブログ(鳥飼と畑7)の続きで、我が家のファーム(畑)についてです。
farm8_3世の中の様々な素敵なファームと同じように、
我が家のファーム(市民農園の畑ですけど。)では、最近収穫が続いています。
こちら↓↓
farm8_4 farm8_5ピーマンと茄子。実っています。嬉しいです。
こちら↓↓
farm8_6farm8_7ズッキーニです。でかいです。ちょっと見ないとすぐに巨大化してしまいます。
こちら↓↓
farm8_8farm8_9インゲンです。つぎからつぎへと採れています。
(最近の我が家の主食。)
こちら↓
farm8_10キュウリも実っています。時期を逃すとすぐに瓜になってしまいます。
(ちょっとうどんこ病です。なんでだろう・・。)
こちら↓
farm8_11じゃがいももたくさん採れています、といいたいのですが、
なぜか一つの株を引き抜いてみると、2つしか実がありませんでした。
(そして、2つのうちのひとつが恐ろしくでかいのです。
赤ちゃんの頭ぐらいありました!
こんなに大きいじゃがいもは今までに見たことがありません。)
こちら↓
farm8_12畑の夕暮れの空です。ひと仕事(店長仕事?)のあとに見上げます。
こちら↓↓
farm8_13farm8_14ある日の収穫した野菜たち。上のじゃがいもの巨大さは半端じゃありません。
曲がったキュウリも、「絶対大丈夫。全部オッケー。」(@町田康)
こちら↓
farm8_15我が家の食卓に並びました。
(ズッキーニやじゃがいもたち。オーナーが料理してくれました。
野菜のおいしさは格別です。←野菜バカ)
こちら↓↓
farm8_1farm8_2我が家の鳥(びび)にも、みせて見ます。
(ちょっと驚いたあと、つついてました。そのあとは、興味なしで・・。)
せっせと
つづく。

てんちょ。

 

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鳥飼事始め8(次は、環境ストレス。2)

こんにちは、ショップ鳥水木TORIMIZUKI
鳥飼店長です。

今回は、前回のブログ(鳥飼事始め7 次は、環境ストレス。)
からのつづきです。
我が家の鳥(びび)は、一羽飼いなのですが、
発情して卵を産んでしまっています。
(くわしくは、以前のブログ→鳥飼の失敗へ)
前回のつづきで、発情を押さえるためには環境ストレスを与える、
つまり、びびらす必要があるのですが、
我が家で診てもらっている鳥のお医者さんからきいて、
私がメモしまくった方法を書いておきます。
まずは、少しでも落ち着かなくさせる。
すぐに場所に慣れてしまうので
(つまり、元々環境ストレスに強い生き物)
できるだけ、インテリアをまめに変えて、
部屋のカーテンから家具などのレイアウトを変えます。
かごを置く場所も、定位置を決めず変えるようにして、
かごの中につけるエサ入れや止まり木、おもちゃなどのレイアウトも
こまめに変えます。
放鳥(かごから出す)時も、
いつも行くお気に入りの場所をできるだけつぶして、
慣れた場をなくすように心がけます。
そして、びびらせグッズを使います。
できるだけランダムに動くもの、
予期しない動きをするものが効果的です。
(時間がきたら急に動き出すものとか、
音や動きに反応するおもちゃ、
ゆらゆらゆれる風船なんかが効果的なようです。)
常に緊張感をもった状態を維持できるように・・・。
でも、これが難しいです。
放鳥の時もダラダラと長くではなく、
出している間はしっかりと見守って、いつもいく場所をつぶすようにして、
驚いて動く、落ち着かないようにすることが大事です。
「まずは、一年間しっかりと発情を止めて下さい。」
鳥の先生にいわれました。
でも、うまくいっていません。
つねにびびらせグッズには目を光らせるようにしているのですが、
すぐに慣れてしまうのと、
こちらの心構えがゆるんで、
いつものようにマンネリの状態になってしまうのが
いけないのではと思いつつ・・・悩み中です。
そもそも鳥ってどんな生き物なのか、その特性を知ることが
原点だと先生に言われました。
楽しみながらできるように、
これからまた作戦を練っていこうとおもっています。

blog_stress2_1はじめは少し驚いて、距離を置いていたグッズも、

blog_stress2_2すぐに、慣れてこのありさまです。夢中です。
つづく。

てんちょ。

 

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鳥飼事始め7(次は、環境ストレス。)

こんにちは、ショップ鳥水木TORIMIZUKI
鳥飼店長です。

今回は、前回のブログ(鳥飼事始め6 もしも、卵を産んでしまったら。2)
からのつづきです。
我が家の鳥(びび)は、一羽飼いなのですが、
発情して卵を産んでしまっています。
(くわしくは、以前のブログ→鳥飼の失敗へ)
前回のつづきで、今度は卵を産むのが止まって
なんとか卵を温める日々が終わったあとに
次にやるべきは、環境ストレスをです。
(どうやって発情を止めていくか。)
これも、我が家の鳥を診てもらっている、鳥のお医者さんからきいた
覚え書きになります。
発情(過多)を止めるには、環境ストレスを与えることが大事になります。
同じストレスでも精神ストレスを、与えてはいけません。
飼い主と精神的な結び付きをもっている鳥に
愛情をかけなくなると、
今度は不安から別の病気(毛引き)になってしまいます。
環境ストレスのモデルは
野生の鳥たちです。
刻一刻と変化する自然の中で、常に外敵に囲まれ
安心することもない環境にいる野生の鳥たちは、
本当に条件が良いときにしか発情しないということです。
(エサが比較的豊富、繁殖しやすい気候など)
でも、飼い鳥は、常にエサが豊富で、安全で、
さらに暇を持て余している安心しきった状態にいるので、
いつでも発情できる快適な環境にいます。
たとえ一羽飼いでも、飼い主にターゲットを決めて発情してしまい
卵を作ってしまいます。
それを防ぐために、びびらす必要があります。
(びびらせについては、以前のブログに少し書いています。
鳥びびらせグッズ
鳥の先生曰く、
「ビシバシ、ストレス」です。
はっきりいって、我が家ではこれがうまくいっていません。
我が家の鳥(びび)はまた発情して、卵をつくってしまいました。

blog_torikai1_4まだ、我が家に来たころのびび(鳥)。
このころは、何もかもが新しく、すぐにびびっていました。
(今は、慣れきっています。かじっています。部屋中を。)

鳥飼事始め8(次は、環境ストレス。2)へ、つづく。

てんちょ。

 

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鳥飼事始め6(もしも、卵を産んでしまったら。2)

こんにちは、ショップ鳥水木TORIMIZUKI
鳥飼店長です。

今回は、前回のブログ(鳥飼事始め5 もしも、卵を産んでしまったら。)
からのつづきです。
我が家の鳥(びび)は、一羽飼いなのですが、
発情して卵を産んでしまっています。
(くわしくは、以前のブログ→鳥飼の失敗へ)
前回は、卵を産んでしまったとき、
十分満足させるまで(最低3週間くらい)温めさせてから、
一気に撤去して、環境を変える対処方法を書いていますが、
我が家の鳥を診てもらっている、鳥のお医者さんから
言われている、もう一つの対処方法の覚え書きです。
それは、産んだ卵の様子が大切で、
もし軟卵(なんらん)といって、異常なやわらかい卵だったり、
卵自体がなにかしらおかしな様子だったときは、
前回とは違って、
12時間以内に強制的に環境をガラッと変えてしまいます。
(次の卵をつくるまでの間に環境を変えないと意味がないので、
産んでから12時間以内というのが大切です。
もし、12時間過ぎてしまっていたら、次の卵を作ってしまっている
かもしれません。)
ケージ(かご)を変えて、卵も撤去して、
明るくって落ち着かない状況にします。
おもちゃなどのびびらせグッズを投入したり、
部屋の模様替えをして、場所をいつもとできるだけ変えます。
人に預けてしまうのもひとつの方法です。
おおいはかけず、夜も豆電球ぐらいの薄明かりは保って
落ち着かなくさせます。
体重を計っていると、
産卵モードが止まると(卵管や卵巣が縮むと)
体重が一気に減って、普段の体重近くになるので、
それが目安になると思います。
前回のように、卵をちゃんと温めさせるか、
今回のように、一気に卵を撤去して、環境を変えるか、
見極めるのが難しいですが、
異常な卵のときは、一気に撤去して環境を変えた方がいいです。
※ただ、やっぱり鳥一羽一羽、状況が異なりますし、
一番いいのは、お医者さんにみてもらうことなので、
なにかおかしいときは、すぐに診てもらうことが大事です。
以上が、鳥のお医者さんにきいて、
今まさに、我が家の鳥で行う準備をしている対処方法です。
(また、我が家の鳥は、卵を作ってしまいました。
ほんと、落ち込みます。)

blog_myfailure_6落ち込むことを知らない鳥(びび)。
元気にわめいています。

鳥飼事始め7(次は、環境ストレス。)へ、つづく。

てんちょ。

 

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鳥飼事始め5(もしも、卵を産んでしまったら。)

こんにちは、ショップ鳥水木TORIMIZUKI
鳥飼店長です。

今回は、前回のブログ(鳥飼事始め4 悩んだら鳥にきけ!)からのつづきになります。
我が家の鳥(びび/セキセイインコ・メス・2才)は、
一羽飼いなのですが、
発情して卵を産んでしまっています。
(くわしくは、以前のブログ→鳥飼の失敗へ。)
びびを診てもらっている、とても信頼している鳥のお医者さんが
おっしゃっていた、卵を産んでしまったときの対処法です。←セキセイインコの場合
(いつも、先生の話はメモしまくっています。)
まずは、卵はケージ(かご)からとらない。
たとえ割ってしまっても、温めようとしなくても18日間以上(約3週間)は
置いておきます。
(初めて、びびが卵を産んでしまったときは、なんにもわからず、
割れてしまった卵を撤去してしまいました。
その時は、まったく温めようとしなかったこともあったのですが、
その後も発情は止まらず、少し間を置いて卵を産み続けてしまいました。
卵を産んでしまうことがよくないことは、以前のブログで少し書いています。
鳥びびらせグッズ
環境は、卵を産んだ時と同じ状態をできるだけ保ちます。
1回のタームで5〜6個は産みます。
(それも、毎回ちがっていて、6個の時もあれば3個の時もあります。)
その時は、擬卵(ぎらん:プラスチックの偽物の卵)
などの丸い物を、産むたびに足してやって、
お腹の下で抱えきれないようにしていくと、
早く産むのが止まりやすくなるようです。
(はじめは、一個産むたびに、ぎらんを一個付け足していたのですが、
この間は、ぎらんを一気に付け足したら、3個で止まったので、
少しは効果があるのかな、と思っています。)
抱卵(ほうらん:卵をお腹の下で温める)モードの時は、
かごの中をきれいに保とうとして中でふんをしないので、
放鳥(ほうちょう)の時に、一気にたくさんします。
(ためふんです。これは、すごい驚きます。でかい。)
体重をこまめに計っていると、体重が上がるときに
次の卵を産むのが今日か、明日かなんとなくわかるようになります。
毎回お腹を触っていれば、卵ができているのが、
わかるようになります。
(なんとなく殻のような固いものが指先に感じるようになります。)
卵を体の中につくってしまっているときは、
体重が2〜3g(セキセイインコの場合)、短時間で上がるので
驚きます。
一日おきに産むのがふつうなのかもしれませんが、
我が家の鳥は、2日おきだったりもして、
鳥によっても違うと思います。
ここで気をつけるのは、卵停滞(らんていたい)で
卵が卵管などで、つまってしまって、もうできているのに産めない時です。
体重を計って、そろそろ産んでいい時に、りきんでも産めない様子だったり
お腹をさわって卵があるのに、何日も産まないようなら、
お医者さんに連絡したほうがいいです。
なにかあったときでは、手遅れなので、
すぐに連絡してみましょう。
これは、鳥のお医者さんにきいて
今現在、我が家の鳥が卵を産んだときにおこなっている対処方法です。
卵を産まなくなっても、3週間ほどケージの環境を保って
(間で、放鳥の時に急いで掃除はしています。エサや水も変えて。)
十分に卵を温めさせてあげたあと、やっと、終わりです。
一気に卵を撤去して、ケージを変えたりして、
環境をガラッと変えます。
我が家の鳥(びび)は、そろそろ3週間がたち
晴れて刑期明けです。これから、びびらせの日々です。
お店の鳥びびらせグッズや、
ぬいぐるみなどを使って、びびらせようとしています。
ただ、すぐに慣れてしまうのでまいってます。
環境適応能力の高さ。
私はよく、「天才どり!」と我が家の鳥(びび)を呼んでいます。

vivi_tamago_1ちらっとこちらをみているびび。おしりを向けて失礼しました。

鳥飼事始め6(もしも、卵を産んでしまったら。2)へ、つづく。

てんちょ。

 

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TORIMIZUKI movie 2 かかれたら、撃て!

こんにちは、鳥飼店長です。

前回のムービー(→TORIMIZUKI movie 1 Should I stay or should I go?)に続いて、
TORIMIZUKI movie の第二弾です。
若かりしころの、我が家の鳥(びび)の
ムービーをお届けします。
↓こちら

(鏡の前によく飛んでいっては、鏡にうつる姿をみているので、
すきだらけでした。
ほっぺたをかかれていても、はじめはされるがままで、
あとから急に我にかえっていました。)

以前に鳥飼(とりかい)だったかた、
今すでに鳥飼(とりかい)のかた、
これから、鳥飼(とりかい)になる未来のあなたへ。
つづく。

てんちょ。

 

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鳥水木BOOKS 8 「童話集 銀河鉄道の夜 他十四編」

こんにちは、鳥飼(とりかい)店長です。

前回のブログ(→鳥水木BOOKS 7 「屋根の上のサワン」)の続きで、
第8回目の気になった本の紹介です。

torimizuki_books8ginga今回のご紹介は、宮沢賢治「童話集 銀河鉄道の夜 他十四篇」です。
宮沢賢治の代表作として本当に有名な「銀河鉄道の夜」、
(私はちゃんと読み終えたことがありませんでした。)
さらに、この本には他に十四篇のそれぞれ味わい深い物語が
収められています。
とくにその中でも、「からすの北斗七星」はオススメの短編です。
とても短い物語です。
からすの軍隊がでてきます。大砲を撃ったりします。
(大声でがあがあ声を出すこと?=大砲)
真っ白な雪のたんぼにならんだりします。
そして、きらきらきらきら涙を流すのです。
争うときのやるせない気持ちが、からすたちを通して伝わってくる
お話です。
もちろん、「銀河鉄道の夜」にも、鳥が随所にでてきます。
鳥飼(とりかい)として注目したのは、
主人公のジョバンニと友人のカンパネルラが銀河鉄道に乗っている時、
途中で話しかけてくる、鳥捕りです。(鳥を捕る人)。
鳥捕りは天の川で鷺(さぎ)を捕ってみせます。
ぎゃあぎゃあ叫びながら舞い降りてくる鷺(さぎ)の足を押さえて、
押し葉にしてしまいます。
なんで、鳥を押し葉にできるのか問うても、仕方のない世界なんです。
銀河鉄道は幻想第四次元の世界を走っていて、
平気で不思議なことが起こるのですが、
その一つ一つがきらきらした、すきとおった言葉でつづられているので、
違和感なく頭の中に染みこんできます。
私の好きなやりとりです。
「どうしてあすこから、いっぺんにここへ来たんですか。」
ジョバンニがなんだかあたりまえのような、あたりまえでないような、
おかしな気がして問いました。
「どうしてって、来ようとしたから来たんです。
ぜんたいあなたがたは、どちらからおいでですか。」
ジョバンニは、すぐ返事しようと思いましたけれども、
さあ、ぜんたいどこから来たのか、もうどうしても考えつきませんでした。
カムパネルラも、顔をまっかにして何か思い出そうとしているのでした。
「ああ、遠くからですね。」
鳥捕りは、わかったというようにぞうさなくうなずきました。
私もよく、このジョバンニやカムパネルラのように何か質問されても、
理由がわからない時があって、
鳥捕りの答え方と、受け流し方にはほっとするものがあります。
(こんな風にいってもいいいんだって思うと。)
この作品の言葉の連なりは、想像力にあふれていて、
読んでいるうちにふわふわと浮かんでいくようです。
(旅ができます。本一冊で。)
ぜひ、あなたの本棚に一冊。

てんちょ。

【鳥水木BOOKS】
鳥に関する本、鳥を題材にした本などを少しずつそろえてご紹介しています。
ぜひ、のぞいてみてください。→鳥水木BOOKS

 

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鳥と世界の見方5(百人一首編)

こんにちは、鳥飼店長です。

今回は、前回のブログ(鳥と世界の見方4谷中編)からのつづきです。

世界はいかに鳥であふれているか、というテーマで
今回は、百人一首の中で見つけた鳥たちをお届けします。
百人一首は、鎌倉時代に藤原定家(ふじわらていか)という、貴族で、有名な歌人が
百人の和歌の作者と、その作品を一首ずつ選んで「百人秀歌」という形で
まとめたのが原型だと言われているそうです。
(参考文献:「桃尻語訳 百人一首」橋本治 海竜社)
その中には、やっぱり鳥がでてきます。
いろんな形で、作者の気持ちを代弁するために。
こちら

3 柿本人麿(かきのもとのひとまろ)
「あしひきの 山鳥(やまどり)の尾の しだり尾の
ながながし夜を ひとりかも寝む」
この中の山鳥は、尾が長いというだけで、使われているそうです。
すべては夜が長いということを強調するために前半部分があって、
これは、なんにもない日(ほんとは、いろいろあるんですけど)
一人、ベット(ふとん)のなかで寝むる直前の気持ちでしょうか。
なにか足りない気持ち。
こちら

6 中納言家持(ちゅうなごんやかもち)
「かささぎの 渡せる橋に 置く霜(しも)に
白きをみれば 夜ぞふけにける」
かささぎの渡せる橋、とは天の川に架けられた橋だそうです。
七夕の日に織姫と彦星が一年に一度会うための橋を
かささぎが架けていたのです!なんか、ひとり興奮。(←阿呆の鳥飼)
かささぎの渡せる橋(天の川)をみあげ、庭には白く霜が。
そして、夜はふけていきます。
こちら

62 清少納言(せいしょうなごん)
「夜をこめて 鶏(とり)の空音(そらね)は はかるとも
よに逢坂(あふさか)の 関はゆるさじ」
鶏の空音とは、にわとりの鳴き真似のことだそうです。
逢坂(あふさか)の関とは、滋賀県の逢坂山にあった関所のことで、
逢うという文字があることから、
出会いや別れの意味で、和歌ではよく使われている言葉だそうです。
つまり、男が振られる歌なのですが、
にわとりの鳴き声を真似ている男ってなんか楽しいですね。
こちら

78 源兼昌(みなもとのかねまさ)
「淡路島(あはぢしま) かよふ千鳥(ちどり)の なく声に
いく夜ねざめぬ 須磨の関守」
淡路島の対岸の須磨の関所の番人は、鳥の鳴き声で
何度も夜に目覚めています。もちろん、歌にはなにか匂わせるものが、
思わせる雰囲気があります。なにか、風景と気持ちがセットで。
(私は、毎朝、我が家の鳥(びび)の鳴き声で、目覚めています。
たたき起こされています。)
こちら

81 後徳大寺左大臣(ごとくだいじのさだいじん)
「ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば
ただ有明(ありあけ)の 月ぞのこれる」
夜明け間近の情景を歌っています。ほととぎすが鳴いています。
月がぼんやりとみえています。ただ、風景をかきつらねているのではなく、
そこに気持ちがこもっています。
鳥の鳴き声だけがきこえる感じは、とても静かですがいいものです。
世界は鳥であふれています。
つづく。

てんちょ。

 

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TORIMIZUKI movie 1  Should I stay or should I go?

こんにちは、鳥飼店長です。

若かりしころの、我が家の鳥(びび)の
ムービーをお届けします。
↓こちら

(なかなか、かごからでてくれず、
いつも、オーナーと一緒に、あれこれやっていたころです。)
ちょこちょこ、昔と今のムービーをアップしていこうと思います。

今すでに鳥飼(とりかい)のかた、
これから、鳥飼(とりかい)になる未来のあなたへ。
つづく。

てんちょ。

 

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