こんにちは、ショップ鳥水木TORIMIZUKIの
鳥飼店長です。
今回は、前回のブログ(鳥飼事始め4 悩んだら鳥にきけ!)からのつづきになります。
我が家の鳥(びび/セキセイインコ・メス・2才)は、
一羽飼いなのですが、
発情して卵を産んでしまっています。
(くわしくは、以前のブログ→鳥飼の失敗へ。)
びびを診てもらっている、とても信頼している鳥のお医者さんが
おっしゃっていた、卵を産んでしまったときの対処法です。←セキセイインコの場合
(いつも、先生の話はメモしまくっています。)
まずは、卵はケージ(かご)からとらない。
たとえ割ってしまっても、温めようとしなくても18日間以上(約3週間)は
置いておきます。
(初めて、びびが卵を産んでしまったときは、なんにもわからず、
割れてしまった卵を撤去してしまいました。
その時は、まったく温めようとしなかったこともあったのですが、
その後も発情は止まらず、少し間を置いて卵を産み続けてしまいました。
卵を産んでしまうことがよくないことは、以前のブログで少し書いています。
→鳥びびらせグッズ)
環境は、卵を産んだ時と同じ状態をできるだけ保ちます。
1回のタームで5〜6個は産みます。
(それも、毎回ちがっていて、6個の時もあれば3個の時もあります。)
その時は、擬卵(ぎらん:プラスチックの偽物の卵)
などの丸い物を、産むたびに足してやって、
お腹の下で抱えきれないようにしていくと、
早く産むのが止まりやすくなるようです。
(はじめは、一個産むたびに、ぎらんを一個付け足していたのですが、
この間は、ぎらんを一気に付け足したら、3個で止まったので、
少しは効果があるのかな、と思っています。)
抱卵(ほうらん:卵をお腹の下で温める)モードの時は、
かごの中をきれいに保とうとして中でふんをしないので、
放鳥(ほうちょう)の時に、一気にたくさんします。
(ためふんです。これは、すごい驚きます。でかい。)
体重をこまめに計っていると、体重が上がるときに
次の卵を産むのが今日か、明日かなんとなくわかるようになります。
毎回お腹を触っていれば、卵ができているのが、
わかるようになります。
(なんとなく殻のような固いものが指先に感じるようになります。)
卵を体の中につくってしまっているときは、
体重が2〜3g(セキセイインコの場合)、短時間で上がるので
驚きます。
一日おきに産むのがふつうなのかもしれませんが、
我が家の鳥は、2日おきだったりもして、
鳥によっても違うと思います。
ここで気をつけるのは、卵停滞(らんていたい)で
卵が卵管などで、つまってしまって、もうできているのに産めない時です。
体重を計って、そろそろ産んでいい時に、りきんでも産めない様子だったり
お腹をさわって卵があるのに、何日も産まないようなら、
お医者さんに連絡したほうがいいです。
なにかあったときでは、手遅れなので、
すぐに連絡してみましょう。
これは、鳥のお医者さんにきいて
今現在、我が家の鳥が卵を産んだときにおこなっている対処方法です。
卵を産まなくなっても、3週間ほどケージの環境を保って
(間で、放鳥の時に急いで掃除はしています。エサや水も変えて。)
十分に卵を温めさせてあげたあと、やっと、終わりです。
一気に卵を撤去して、ケージを変えたりして、
環境をガラッと変えます。
我が家の鳥(びび)は、そろそろ3週間がたち
晴れて刑期明けです。これから、びびらせの日々です。
お店の鳥びびらせグッズや、
ぬいぐるみなどを使って、びびらせようとしています。
ただ、すぐに慣れてしまうのでまいってます。
環境適応能力の高さ。
私はよく、「天才どり!」と我が家の鳥(びび)を呼んでいます。
↓
ちらっとこちらをみているびび。おしりを向けて失礼しました。
鳥飼事始め6(もしも、卵を産んでしまったら。2)へ、つづく。
てんちょ。
とても参考になりました。今ちょうど一羽で飼っているインコが卵を産んでしまって、どうしたらいいか分からなかったのです。有難うございました。