鳥飼と記憶

こんにちは、鳥水木の鳥飼店長です。
(元。。。)
前回のブログから半年の月日が立ちました。
今回は、忘れないうちに、鳥飼と記憶についてです。
最近、たまたま小鳥を両手で抱き上げるという機会がありました。
本当に偶然の出来事で、その時は別の大事な目的があり、
深く考えずにそっと手ぬぐいで包むようにして持ち上げたのですが、
その瞬間になんともいえない、懐かしい記憶がよみがえるということがありました。
我が家で飼っていた、セキセイインコのびびを、
それもまだ家に来たばかりの小さな頃のびびを思い出していました。
思い出すといっても、映像や音ではなくて、
そのふわっとした柔らかな感触と重みを。
なにかの映像が映画やドラマのように流れて、その移り変わる風景を
時間軸上に眺めるのではなくて、感触や重みは本当に一瞬のことで、
でも、記憶としかいいようのない、懐かしさを含んだ気分に
ぱっと自分が包まれるのがわかって、
いてもたってもいられない気持ちになってしまいました。

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我が家の鳥、びびが亡くなってから、鳥は私にとって、毎日の生活の中で
遠くから、時には近くから、眺める存在になっています。
森で飛び交っている野鳥を眺め、軒先に吊るされたケージの中のインコを眺め、
どこかの庭の一角に作られている、大きな小屋の中にいる鳥達を眺め、
そのしぐさに癒されながらも、触れる存在ではなくなっていました。
(こう書きながら、ずいぶん変な人に思えてきますが。。。大丈夫か、、)
たまたま小鳥を両手で持ち上げた瞬間に蘇ってきた記憶は、
体にしまわれていた大事な記憶でした。
写真や映像のびびを振り返ることは何度となく繰り返しています。
でも、眺めるだけでは味わえない、この時の感触(記憶)は、
かけがえのないものだとあらためて感じます。
鳥に限らず、生き物と接する、幸せの一つなんだと
また、鳥に教えられてしまいました。
ああ、たまらない。

てんちょ。

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