鳥飼事始め6(もしも、卵を産んでしまったら。2)

こんにちは、ショップ鳥水木TORIMIZUKI
鳥飼店長です。

今回は、前回のブログ(鳥飼事始め5 もしも、卵を産んでしまったら。)
からのつづきです。
我が家の鳥(びび)は、一羽飼いなのですが、
発情して卵を産んでしまっています。
(くわしくは、以前のブログ→鳥飼の失敗へ)
前回は、卵を産んでしまったとき、
十分満足させるまで(最低3週間くらい)温めさせてから、
一気に撤去して、環境を変える対処方法を書いていますが、
我が家の鳥を診てもらっている、鳥のお医者さんから
言われている、もう一つの対処方法の覚え書きです。
それは、産んだ卵の様子が大切で、
もし軟卵(なんらん)といって、異常なやわらかい卵だったり、
卵自体がなにかしらおかしな様子だったときは、
前回とは違って、
12時間以内に強制的に環境をガラッと変えてしまいます。
(次の卵をつくるまでの間に環境を変えないと意味がないので、
産んでから12時間以内というのが大切です。
もし、12時間過ぎてしまっていたら、次の卵を作ってしまっている
かもしれません。)
ケージ(かご)を変えて、卵も撤去して、
明るくって落ち着かない状況にします。
おもちゃなどのびびらせグッズを投入したり、
部屋の模様替えをして、場所をいつもとできるだけ変えます。
人に預けてしまうのもひとつの方法です。
おおいはかけず、夜も豆電球ぐらいの薄明かりは保って
落ち着かなくさせます。
体重を計っていると、
産卵モードが止まると(卵管や卵巣が縮むと)
体重が一気に減って、普段の体重近くになるので、
それが目安になると思います。
前回のように、卵をちゃんと温めさせるか、
今回のように、一気に卵を撤去して、環境を変えるか、
見極めるのが難しいですが、
異常な卵のときは、一気に撤去して環境を変えた方がいいです。
※ただ、やっぱり鳥一羽一羽、状況が異なりますし、
一番いいのは、お医者さんにみてもらうことなので、
なにかおかしいときは、すぐに診てもらうことが大事です。
以上が、鳥のお医者さんにきいて、
今まさに、我が家の鳥で行う準備をしている対処方法です。
(また、我が家の鳥は、卵を作ってしまいました。
ほんと、落ち込みます。)

blog_myfailure_6落ち込むことを知らない鳥(びび)。
元気にわめいています。

鳥飼事始め7(次は、環境ストレス。)へ、つづく。

てんちょ。

 

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鳥飼事始め5(もしも、卵を産んでしまったら。)

こんにちは、ショップ鳥水木TORIMIZUKI
鳥飼店長です。

今回は、前回のブログ(鳥飼事始め4 悩んだら鳥にきけ!)からのつづきになります。
我が家の鳥(びび/セキセイインコ・メス・2才)は、
一羽飼いなのですが、
発情して卵を産んでしまっています。
(くわしくは、以前のブログ→鳥飼の失敗へ。)
びびを診てもらっている、とても信頼している鳥のお医者さんが
おっしゃっていた、卵を産んでしまったときの対処法です。←セキセイインコの場合
(いつも、先生の話はメモしまくっています。)
まずは、卵はケージ(かご)からとらない。
たとえ割ってしまっても、温めようとしなくても18日間以上(約3週間)は
置いておきます。
(初めて、びびが卵を産んでしまったときは、なんにもわからず、
割れてしまった卵を撤去してしまいました。
その時は、まったく温めようとしなかったこともあったのですが、
その後も発情は止まらず、少し間を置いて卵を産み続けてしまいました。
卵を産んでしまうことがよくないことは、以前のブログで少し書いています。
鳥びびらせグッズ
環境は、卵を産んだ時と同じ状態をできるだけ保ちます。
1回のタームで5〜6個は産みます。
(それも、毎回ちがっていて、6個の時もあれば3個の時もあります。)
その時は、擬卵(ぎらん:プラスチックの偽物の卵)
などの丸い物を、産むたびに足してやって、
お腹の下で抱えきれないようにしていくと、
早く産むのが止まりやすくなるようです。
(はじめは、一個産むたびに、ぎらんを一個付け足していたのですが、
この間は、ぎらんを一気に付け足したら、3個で止まったので、
少しは効果があるのかな、と思っています。)
抱卵(ほうらん:卵をお腹の下で温める)モードの時は、
かごの中をきれいに保とうとして中でふんをしないので、
放鳥(ほうちょう)の時に、一気にたくさんします。
(ためふんです。これは、すごい驚きます。でかい。)
体重をこまめに計っていると、体重が上がるときに
次の卵を産むのが今日か、明日かなんとなくわかるようになります。
毎回お腹を触っていれば、卵ができているのが、
わかるようになります。
(なんとなく殻のような固いものが指先に感じるようになります。)
卵を体の中につくってしまっているときは、
体重が2〜3g(セキセイインコの場合)、短時間で上がるので
驚きます。
一日おきに産むのがふつうなのかもしれませんが、
我が家の鳥は、2日おきだったりもして、
鳥によっても違うと思います。
ここで気をつけるのは、卵停滞(らんていたい)で
卵が卵管などで、つまってしまって、もうできているのに産めない時です。
体重を計って、そろそろ産んでいい時に、りきんでも産めない様子だったり
お腹をさわって卵があるのに、何日も産まないようなら、
お医者さんに連絡したほうがいいです。
なにかあったときでは、手遅れなので、
すぐに連絡してみましょう。
これは、鳥のお医者さんにきいて
今現在、我が家の鳥が卵を産んだときにおこなっている対処方法です。
卵を産まなくなっても、3週間ほどケージの環境を保って
(間で、放鳥の時に急いで掃除はしています。エサや水も変えて。)
十分に卵を温めさせてあげたあと、やっと、終わりです。
一気に卵を撤去して、ケージを変えたりして、
環境をガラッと変えます。
我が家の鳥(びび)は、そろそろ3週間がたち
晴れて刑期明けです。これから、びびらせの日々です。
お店の鳥びびらせグッズや、
ぬいぐるみなどを使って、びびらせようとしています。
ただ、すぐに慣れてしまうのでまいってます。
環境適応能力の高さ。
私はよく、「天才どり!」と我が家の鳥(びび)を呼んでいます。

vivi_tamago_1ちらっとこちらをみているびび。おしりを向けて失礼しました。

鳥飼事始め6(もしも、卵を産んでしまったら。2)へ、つづく。

てんちょ。

 

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イギリス、フランス、マンガ

こんにちは。
日本の漫画&アニメ文化が世界中の人々を引きつけているのは
ご存知の通りですが、今日は本屋さんでの漫画コーナーを
ご紹介します。
まずこちらはロンドンの大型書店の漫画コーナー。
座って(笑)熱心に読んでいる人達あり。
何を読んでいるんでしょう?ちょっと気になります。
DSCN0885
そしてこちらは先日訪れた南フランスにあったコミックショップ。
夕方再度見かけたときはけっこう人が入ってました。
DSCN0934
ウィンドウの一番いい場所に日本の漫画がズラリと並んでいます。
奥の方にポニョの本もありますね。
DSCN1014
読めないくせにフランス語のタンタンを買ってしまいました。
残念ながら鳥の絵は買った本にはありませんでしたが、
そのうち鳥水木BOOKSでヨーロッパで見つけた素敵な鳥関連の本を
ご紹介できればなと思います。

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TORIMIZUKI movie 2 かかれたら、撃て!

こんにちは、鳥飼店長です。

前回のムービー(→TORIMIZUKI movie 1 Should I stay or should I go?)に続いて、
TORIMIZUKI movie の第二弾です。
若かりしころの、我が家の鳥(びび)の
ムービーをお届けします。
↓こちら

(鏡の前によく飛んでいっては、鏡にうつる姿をみているので、
すきだらけでした。
ほっぺたをかかれていても、はじめはされるがままで、
あとから急に我にかえっていました。)

以前に鳥飼(とりかい)だったかた、
今すでに鳥飼(とりかい)のかた、
これから、鳥飼(とりかい)になる未来のあなたへ。
つづく。

てんちょ。

 

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鳥水木BOOKS 8 「童話集 銀河鉄道の夜 他十四編」

こんにちは、鳥飼(とりかい)店長です。

前回のブログ(→鳥水木BOOKS 7 「屋根の上のサワン」)の続きで、
第8回目の気になった本の紹介です。

torimizuki_books8ginga今回のご紹介は、宮沢賢治「童話集 銀河鉄道の夜 他十四篇」です。
宮沢賢治の代表作として本当に有名な「銀河鉄道の夜」、
(私はちゃんと読み終えたことがありませんでした。)
さらに、この本には他に十四篇のそれぞれ味わい深い物語が
収められています。
とくにその中でも、「からすの北斗七星」はオススメの短編です。
とても短い物語です。
からすの軍隊がでてきます。大砲を撃ったりします。
(大声でがあがあ声を出すこと?=大砲)
真っ白な雪のたんぼにならんだりします。
そして、きらきらきらきら涙を流すのです。
争うときのやるせない気持ちが、からすたちを通して伝わってくる
お話です。
もちろん、「銀河鉄道の夜」にも、鳥が随所にでてきます。
鳥飼(とりかい)として注目したのは、
主人公のジョバンニと友人のカンパネルラが銀河鉄道に乗っている時、
途中で話しかけてくる、鳥捕りです。(鳥を捕る人)。
鳥捕りは天の川で鷺(さぎ)を捕ってみせます。
ぎゃあぎゃあ叫びながら舞い降りてくる鷺(さぎ)の足を押さえて、
押し葉にしてしまいます。
なんで、鳥を押し葉にできるのか問うても、仕方のない世界なんです。
銀河鉄道は幻想第四次元の世界を走っていて、
平気で不思議なことが起こるのですが、
その一つ一つがきらきらした、すきとおった言葉でつづられているので、
違和感なく頭の中に染みこんできます。
私の好きなやりとりです。
「どうしてあすこから、いっぺんにここへ来たんですか。」
ジョバンニがなんだかあたりまえのような、あたりまえでないような、
おかしな気がして問いました。
「どうしてって、来ようとしたから来たんです。
ぜんたいあなたがたは、どちらからおいでですか。」
ジョバンニは、すぐ返事しようと思いましたけれども、
さあ、ぜんたいどこから来たのか、もうどうしても考えつきませんでした。
カムパネルラも、顔をまっかにして何か思い出そうとしているのでした。
「ああ、遠くからですね。」
鳥捕りは、わかったというようにぞうさなくうなずきました。
私もよく、このジョバンニやカムパネルラのように何か質問されても、
理由がわからない時があって、
鳥捕りの答え方と、受け流し方にはほっとするものがあります。
(こんな風にいってもいいいんだって思うと。)
この作品の言葉の連なりは、想像力にあふれていて、
読んでいるうちにふわふわと浮かんでいくようです。
(旅ができます。本一冊で。)
ぜひ、あなたの本棚に一冊。

てんちょ。

【鳥水木BOOKS】
鳥に関する本、鳥を題材にした本などを少しずつそろえてご紹介しています。
ぜひ、のぞいてみてください。→鳥水木BOOKS

 

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鳥と世界の見方5(百人一首編)

こんにちは、鳥飼店長です。

今回は、前回のブログ(鳥と世界の見方4谷中編)からのつづきです。

世界はいかに鳥であふれているか、というテーマで
今回は、百人一首の中で見つけた鳥たちをお届けします。
百人一首は、鎌倉時代に藤原定家(ふじわらていか)という、貴族で、有名な歌人が
百人の和歌の作者と、その作品を一首ずつ選んで「百人秀歌」という形で
まとめたのが原型だと言われているそうです。
(参考文献:「桃尻語訳 百人一首」橋本治 海竜社)
その中には、やっぱり鳥がでてきます。
いろんな形で、作者の気持ちを代弁するために。
こちら

3 柿本人麿(かきのもとのひとまろ)
「あしひきの 山鳥(やまどり)の尾の しだり尾の
ながながし夜を ひとりかも寝む」
この中の山鳥は、尾が長いというだけで、使われているそうです。
すべては夜が長いということを強調するために前半部分があって、
これは、なんにもない日(ほんとは、いろいろあるんですけど)
一人、ベット(ふとん)のなかで寝むる直前の気持ちでしょうか。
なにか足りない気持ち。
こちら

6 中納言家持(ちゅうなごんやかもち)
「かささぎの 渡せる橋に 置く霜(しも)に
白きをみれば 夜ぞふけにける」
かささぎの渡せる橋、とは天の川に架けられた橋だそうです。
七夕の日に織姫と彦星が一年に一度会うための橋を
かささぎが架けていたのです!なんか、ひとり興奮。(←阿呆の鳥飼)
かささぎの渡せる橋(天の川)をみあげ、庭には白く霜が。
そして、夜はふけていきます。
こちら

62 清少納言(せいしょうなごん)
「夜をこめて 鶏(とり)の空音(そらね)は はかるとも
よに逢坂(あふさか)の 関はゆるさじ」
鶏の空音とは、にわとりの鳴き真似のことだそうです。
逢坂(あふさか)の関とは、滋賀県の逢坂山にあった関所のことで、
逢うという文字があることから、
出会いや別れの意味で、和歌ではよく使われている言葉だそうです。
つまり、男が振られる歌なのですが、
にわとりの鳴き声を真似ている男ってなんか楽しいですね。
こちら

78 源兼昌(みなもとのかねまさ)
「淡路島(あはぢしま) かよふ千鳥(ちどり)の なく声に
いく夜ねざめぬ 須磨の関守」
淡路島の対岸の須磨の関所の番人は、鳥の鳴き声で
何度も夜に目覚めています。もちろん、歌にはなにか匂わせるものが、
思わせる雰囲気があります。なにか、風景と気持ちがセットで。
(私は、毎朝、我が家の鳥(びび)の鳴き声で、目覚めています。
たたき起こされています。)
こちら

81 後徳大寺左大臣(ごとくだいじのさだいじん)
「ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば
ただ有明(ありあけ)の 月ぞのこれる」
夜明け間近の情景を歌っています。ほととぎすが鳴いています。
月がぼんやりとみえています。ただ、風景をかきつらねているのではなく、
そこに気持ちがこもっています。
鳥の鳴き声だけがきこえる感じは、とても静かですがいいものです。
世界は鳥であふれています。
つづく。

てんちょ。

 

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南仏の鳥のいる風景

こんにちは。
今日は機会があって訪れた、南フランスのアヌシー(Annecy)の
風景をご紹介します!
アヌシー湖から流れる川の中ほどには
観光名所の一つ、Palais De L’ile(要は監獄)が。
DSCN0978
そして水あるところに水鳥さんたちあり!
DSCN0988
羽の色つやがいいところをみると、近辺のレストランから
餌をもらっているのかもしれないですね(笑)。
DSCN0989
よく見ると水際で休んでいます。
DSCN0993
こちらがアヌシー湖。とにかく明るめのブルーがきれいでした!
DSCN1115
近辺に生息する野鳥の説明ボードが!でもフランス語なので
まったく読めず・・・。
DSCN1123
ヨーロッパの夏はもう始まってますよ!
DSCN1129

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TORIMIZUKI movie 1  Should I stay or should I go?

こんにちは、鳥飼店長です。

若かりしころの、我が家の鳥(びび)の
ムービーをお届けします。
↓こちら

(なかなか、かごからでてくれず、
いつも、オーナーと一緒に、あれこれやっていたころです。)
ちょこちょこ、昔と今のムービーをアップしていこうと思います。

今すでに鳥飼(とりかい)のかた、
これから、鳥飼(とりかい)になる未来のあなたへ。
つづく。

てんちょ。

 

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鳥飼(とりかい)と畑7

こんにちは、鳥飼店長です。

前回のブログ(鳥飼と畑6)の続きで、
大事な店長仕事の一つになっている畑仕事についてです。
前回、苗を植え、せっせと支柱を立てた畑のやさいたちですが、
地道な誘因(ゆういん:支柱と茎をひもで結んでみちびいてあげること)と
手入れを続けていると、どんどん元気よく育っています。
↓こちら
vivifarm7_2苗たちが、すくっと立っています。
毎回、畑に行くたびに成長に驚かされます。

vivifarm7_3じゃがいもの花です。
こんなきれいな花が咲くことを知りませんでした。
(野菜の花は、ちょっと違います。なにかこう、媚びてない。)

vivifarm7_4ズッキーニです。一番の成長株です。
(まだまだ大きくなっていて、ちょっと怖い。)

vivifarm7_5枝豆です。緑の葉っぱをたくさん広げて、元気そうです。
奥がインゲンなのですが、はっきりいってどっちがどっちだか
わからなくなっています。
(メモをみて、区別してますが。←記憶力わるし。)

vivifarm7_6ピーマンです。何か、見えてます。
(ちょっとドキドキしてきました。)

vivifarm7_7実がなってました!これは、当たり前なんだろうけど、すごい!
なんで、実がなるんだろうって不思議に思ってしまいます。
(そのために、せっせと畑を耕したんですが・・。
♪ここで問題なのは〜、・・・どのくらいで収穫していいかわかってません。)

vivifarm7_8前回、収穫し終わった小松菜を、密かにまた種まきしておきました。
ちゃんと芽がでていて、うれしい。
我が家の鳥(びび)も小松菜をよく食べます。遊んでるときもありますが。

vivifarm7_9これは、トマトです。またまた、なにか見えたと思ったら、
小さな実がなってました!
(こんな風に実がなるんだ・・。)

vivifarm7_10ナスに花が咲いていました!
「親の意見と、なすびの花は万にひとつの無駄もない。」
(↑オーナーが、言われたそうです。オーナーは現在、育児奮闘中。寝不足です。
我が家の鳥は、容赦なく、朝早く起こします。)

vivifarm7_11ズッキーニにも実が!とにかく全体的にビッグです。ズッキーニは。存在感大。
繊細(せんさい)なところ一切なし、の黄色い花の根本に実がついてきました。

vivifarm7_12こちらは、オーナーの希望したトウモロコシです。
四カ所、種を植えたうち、三カ所、成長してくれています。
(一カ所はなぜか、ぜんぜん成長しないで枯れてしまいました。原因不明。
わからないことが多いです。)

vivifarm7_1こちらは、我が家の鳥(びび)。
畑につれていったら、久しぶりで驚きっぱなしです。
カラスの鳴き声にびびっていました。

畑仕事は、せっせと
つづく。

てんちょ。

 

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鳥水木BOOKS 7 「屋根の上のサワン」

こんにちは、鳥飼(とりかい)店長です。

前回のブログ(→鳥水木BOOKS 6 「かもめのジョナサン」)の続きで、
第7回目の気になった本の紹介です。

torimizuki_books7sawan今回のご紹介は、井伏鱒二「屋根の上のサワン」です。
(井伏鱒二さんの作品では、ほかにも「珍品堂主人」がおすすめです。
そして、私にとって思い出深い「ドリトル先生」の翻訳もてがけています。
東京の吉祥寺には、井伏鱒二さんの詩が飾られているおいしいカレーの食べられる
喫茶店があります。セットで珈琲を頼んで・・。)
池のほとりで傷ついた雁(がん)を助け、傷の手当てをして共にすごし、
巣立っていくまでのとても短い物語です。
日本なのか、外国なのかわからない場所で、主人公は雁(がん)にサワンという
名前をつけます。
物語には次のような一節があります。
「私は足音を忍ばせながら傷ついた雁(がん)に近づいて、
それを両手で拾いあげました。そこでこの一羽の渡り鳥の羽毛や体の温かみは
私の両手に伝わり、この鳥の意外に重たい目方は、そのときの私の思い屈した心を
慰めてくれました。」
鳥にふれた時に感じる温かみは私にもわかります。
(鳥だけじゃなく生き物と接している人にはわかっているはずです。)
生き物の重みは、存在感とつながっていて、
もやもやしている頭の中の悩みから解放してくれることが私にもあります。
(最近では、日々我が家のニューカマーを抱いていて、ちょっと腰が痛いです。)
この物語は夢のように終わります。
雁(がん)のサワンのことを考えると、希望と少しの不安が残り、
サワンを助けた主人公のことを考えると、さびしさと悲しみと、あきらめの
ようなものが残ります。
もちろん、読んだ人それぞれに違ったことを感じると思います。
そんな幅の広い味わいがこの短編にはあって、
きっとあなたの大切な物語の一つになってくれると思います。
ぜひ、あなたの本棚に一冊。

てんちょ。

【鳥水木BOOKS】
鳥に関する本、鳥を題材にした本などを少しずつそろえてご紹介しています。
ぜひ、のぞいてみてください。→鳥水木BOOKS

 

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