鳥水木BOOKS 1「トラちゃん」

こんにちは、鳥飼(とりかい)店長です。

これから、お店(→鳥水木TORIMIZUKI)で
古本(OLD)とできたら新刊(NEW)を扱っていきたいと思ってまして、
気になった本を一冊ずつ紹介していきたいな、と思います。
(今のところ、勝手に宣伝。そのうち、リンク貼っていきたいです。)

torimizuki_books1群ようこさんの本「トラちゃん」です。
(群ようこさんは映画「かもめ食堂」の作者として有名ですね。
といっても、映画しか見たことありません。)
タイトルは群さんが飼っていた猫の名前だと思うのですが、
この本の中には、
「手のり文鳥のチビの話」
「十姉妹のビンタちゃんの話」
「インコのピーコちゃんの話」
の三つの鳥の短編(エッセイ?)がはいっています。
皆、家族の一員として大事に、楽しく飼われていたのがよくわかるお話です。
それぞれの鳥が何年生きたか、というくだりでは
我が家の鳥(びび)のことを思って、せつない気持ちにもなりました。
ひなの世話の様子、不意の事故の話、卵を温めてかえす様子、
たんたんと、でも歯切れの良い文章は、
映画「かもめ食堂」の主人公のさっぱりさ加減と同じに感じました。
鳥だけでなく、犬や猫、金魚、モルモットに
ハツカネズミのお話まで入っています。
「犬のピーター君の話」では、
おかしく、哀しく、ほろ苦い気持ちになりました。
私が小さい頃に飼っていた犬のことを思い出しました。
(十年間、一緒にずごした犬のことは、今でも思い出します。
長いベロとか、匂いとか・・。さらに、飼っていた猫を思い出したり。)
今は、鳥飼(とりかい)ですが、以前は、犬と猫を飼っていたので、
それぞれの違いが面白い。飼ってみてのお楽しみで。
(最近、知り合いにならせていただいた、おしゃれな方の人気ブログに
リンク貼らせていただきました。公認で(?)。
こちらから→わにとらにっき
ボストンテリアとカメを飼われていて、楽しいブログです。 文字に注目。
あと私は、インテリアと、犬の口元と、カメの口元に注目して見てます。)
自分が飼っているこが一番良いやつだって、
かってに思ってました。(今でも)
しかし、世の中には、良いやつがたくさんいるようです。
この「トラちゃん」という本を読んでると、そんな気持ちになります。
(ロンドンにもいるようです。→「ロンドンのフラワーマーケット」
じろりとこちらを見る犬の写真があるので、見つけてみて下さい。)
表紙の金魚の上に止まっている鳥の絵もポイントの本です。
(表紙で選んだ本です。鳥ジャケ買い。
「鳥と世界の見方」をみてみてください。)
ぜひ、あなたの本棚に一冊。

てんちょ。

【鳥水木BOOKS】
鳥に関する本、鳥を題材にした本などを少しずつそろえてご紹介しています。
ぜひ、のぞいてみてください。→鳥水木BOOKS

 

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